手術の流れ
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ご予約
必ず事前にお電話をいただくかご来院時にご予約をお願いいたします。
当院では基本的に水曜・土曜日に手術を行っております。
ただし、猫の去勢手術は木曜・金曜日も行っております。
特に土曜日の手術枠は早期に埋まってしまいますので、早めにご予約をお願いします。
水曜・土曜日が難しい方はご相談下さい。 -
お預かり
基本的に11時〜12時の間にご来院をお願いいたします。
(その時間帯にご来院が難しい場合はご相談下さい。)
初めに手術の同意書をご記入いただき、必ず連絡がつくお電話番号をお知らせください。
動物さんをお預かりした後は飼い主様にはご帰宅いただきます。
(申し訳ありませんが、当院ではご希望があっても手術の立ち会いをしていただくことはできません。) -
身体検査、静脈留置針設置、血液検査
術前に身体検査を行い、問題なければ前肢に軟らかいカテーテルでできた静脈留置針を設置し血液検査を行います。(この時、前肢の一部を毛刈りします。)
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麻酔前投与薬投与
術前の血液検査で異常がなければ麻酔の準備に入り、麻酔前投与薬を注射します。
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気管挿管、吸入麻酔
気管挿管を行い、吸入麻酔薬のイソフルランを用いて全身麻酔を維持します。
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毛刈り・消毒
術部からの感染が起きないように術野の毛刈りを広めにし、イソジンスクラブ・イソジンソリューショ及びエタノールを用いてしっかりと消毒します。
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手術
麻酔モニターで状態を監視しながら、獣医師二名と外回り・麻酔係の動物看護師により手術を行います。
毎回手術時間を測り、少しでも手術時間を短縮して動物の体に対する負担が少なくなるように心がけています。 -
術後経過観察
麻酔からしっかり覚醒するまで側について監視します。
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入院
猫の去勢手術、スケーリング(歯石除去)、小さな皮膚腫瘤切除手術などは日帰り手術となります。
それ以外の手術の場合は基本的に1泊入院をしていただき、術後の様子を常に見ていることができるICUにて監視します。 -
退院
退院時に血液検査結果、手術内容、手術後の注意事項などの説明をさせていただきます。
皮膚縫合を行った場合は抜糸を行うまでは傷口を舐めないようにエリザベスカラーまたはエリザベスウェア(術後服)を着けていただく必要があります。エリザベスカラー・ウェアは当院で購入していただくことができますが、お手持ちの場合はご持参ください。 -
抜糸
手術から10日前後で抜糸となります。短時間(数分~数十分)お預かりして行います。特殊な場合を除いて、無麻酔で可能です。